映画日記「スリー・ビルボード」  原題:Three Billboards Outside Ebbing, Missouri


3枚の広告看板をめぐる愛憎劇「スリー・ビルボード」見てきました!

作品紹介

予告

あらすじ

アメリカのミズーリ州の田舎町を貫く道路に並ぶ、3枚の広告看板。そこには、地元警察への批判メッセージが書かれていた。7カ月前に何者かに娘を殺されたミルドレッドが、何の進展もない捜査状況に腹を立て、警察署長にケンカを売ったのだ。署長を敬愛する部下や、町の人々から抗議を受けるも、一歩も引かないミルドレッド。町中が彼女を敵視するなか、次々と不穏な事件が起こり始め、事態は予想外の方向へと向かい始める……。
(出典:Amazon)

所感

社会派の若干重めの作品かと思っていたら、全然違った!

展開が読めないし、結構笑えるし、なんというか不思議な魅力に満ちた作品。

大筋は、片田舎で娘を殺された母親が、全方位攻撃で愛憎をぶちまけた結果いろんな人を巻き込んで、皆を不幸にしていく。
そんな感じの話。

ところどころに出てくるいい人がとてもいい味を出していて救いがあり、特に「ウッディ・ハレルソン」演じる「ウィロビー」署長の存在と行動は、すさんでいく展開に大きな救いをくれます。

ラストの落ちも、「ハッピーエンド」とは言え
ちょっとダークなものをはらんだ感じで、でもなんか爽快感のある
そんな複雑な、不思議な気持ちにさせてくれる作品でした。

確実に一般受けはしにくい、評価の分かれる作品とは思いますが
映画好きなら見るべき作品だと思います。

おすすめ!
 

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