映画日記「悪女」


韓国の「ジージャー」の出現を予感させるアクション「悪女」見てきました!

作品紹介

予告

あらすじ

犯罪組織の殺し屋として育てられたスクヒ(キム・オクビン)は、育ての親ジュンサン(シン・ハギュン)にいつしか恋心を抱くようになり、二人は結婚する。甘い新婚生活に胸躍らせるが、ジュンサンは敵対組織に無残に殺害されてしまう。逆上したスクヒは復讐を実行するが、国家組織に拘束され、10年間ミッションを務めれば自由になるという条件で、国家直属の暗殺者となる。やがて運命の男性と出会い、幸せを誓うが、結婚式当日に新たなミッションが降りかかる……。

所感

念のため、最初に書いた「ジージャー・ヤーニン」は「チョコレートファイター」のこの人ね。
チョコレートファイターポスター
「チョコレートファイター」の「ジージャー」
少し前に、すべての映像を1人称カメラで捉えながらアクションをするという「ハードコア」という斬新な作品がありましたが

出だしからこの作品ににインスピレーションをうけたようなPOVアクションでガンガン飛ばしてきます。
おー!と期待しつつも、こんだけ揺れるとちょっとわかりにくいなーとか
思ってると、当然自分が鏡に映ります。
と、ここからは1人称解除。

み、見やすい・・。

やっぱりアクションでPOV長時間はきついのね。

ただ以降も、何度かあいまにPOVアクションはさんできます。

ちょっとみてて思ったんだけど、POVアクションて、演出という意味だけでなく、
撮影テクニックでアクションを(いい意味で)ごまかせるという部分もあるんでしょうねー。

さて、ストーリーのほうはというと意外や意外。結構ちゃんとしたストーリー。
敵も味方も、微妙な詰めの甘さがつっこみたくなるところだけど、
まあそこはご愛敬、そこだけ目をつぶればスパイものとしての体も保ってます。

あ、1点だけ目つぶれきれなかったシーンが一つ。
やくざの犯罪組織の幹部が、小さいマンションの1室で
監禁した相手に、刃物渡して「遊んでやる」って言うシーンがあるんやけど
いくら仲間が守ってるとはいえ、ちょっとアブなすぎへん!?
こんな狭い間合いで、しかも監禁相手は素人でもなくナイフ渡して
、全員銃武装してても絶対事故あるって!って思いました。
もしこれで、暴れた相手が勝ってしまったりしたらどうしようと
少し違う意味でドキドキしました。
もうぼちぼちこういう古臭い演出はやめて欲しいもんです。

ほぼ全編痛々しいバイオレンス映像満載ですんで、そっち系苦手な人にはすすめませんが、問題なければお勧めのアクション優良作です。

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