「ディストピア パンドラの少女」 |
作品紹介
予告
「ディストピア パンドラの少女」予告 |
あらすじ
真菌のパンデミックにより、ほとんどの人類がハングリーズ(飢えた奴ら)と化した近未来。イングランドの田舎町ではウィルスと共生する“二番目の子どもたち”の研究が行われていた。彼らはウィルスに感染しながらも思考能力を持ち続け、見た目は全く普通の子供だった。研究所ではその子供たちから、ワクチンを作り出そうとしていた。ある日子供たちの中に、高い知能をもった奇跡の少女メラニーが現れる。(出典:Amazon)
所感
原因が真菌(キノコっぽい)というテイストはあるものの、多少希望のある場所(本部基地)を目指して逃げるという基本的なプロットはよくあるゾンビ映画です。今回異色な点は、子供が主役であり、しかもゾンビと人の両特性をもっていること。
人の思考にみえるのは、真菌に支配された脳の人まねだと主張する博士とメラニー、ヘレンの対立や、彼らのふれあい、葛藤などがえがかれ、よくあるゾンビ道中ものに適度なスパイスを与えていると思います。
エンディングも、この手の作品によくある絶望系エンディングではなく
ハッピーエンドとまではいかないけど、未来への希望を垣間見せる
珍しいタイプのエンディングで好感がもてます。
ゾンビ映画好きなら、見といて損はないと思います。
グロいシーンは控えめなので、そっちを期待する人には物足りないかも。
盛り上がりも弱めで、めちゃくちゃ面白いわけでもないけど、丁寧作られたゾンビ映画。そんな印象です。
「The Girl with All the Gifts」
別にディストピアいらんよね。
「パンドラの少女」 |
蛇足の1本
ゾンビ映画は、プラスアルファの味付けもアクション、コメディ、ロードームービー、ラブロマンスとほぼ出尽くしたの感あるので、こういう落ち着いた雰囲気で一味足したのって歓迎です。作品詳細
原題 The Girl with All the Gifts製作年 2016年
製作国 イギリス・アメリカ合作
上映時間 111分
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