映画日記「マン・オブ・スティール」

新バットマンシリーズの、クリスファーノーランが制作、「SinCity」「300」等で斬新で強烈なイメージを構築した「ザック・シュナイダー」が監督で送るDCコミックス最強ヒーロー、スーパーマン「マン・オブ・スティール」見てきました!

あらすじ

幼い頃から超人的な力を持つ少年、クラーク・ケント。彼は親との約束でその特別な力を封印し、孤独な少年時代を過ごした。成長し、クラークを守ろうとして死んだ父の「使命を突き止めろ」という教えに導かれて放浪の旅に出た彼は、遂に自分の真実を知る。
(出典:Amazon)

所感

今年の夏-秋の、ホワイトハウステロ作品2作、「パシフィック・リム」等、大作目白押しの後、公開されましたが、映像的には全然まけてません。

お話は、子供の頃にみた80年代スーパーマンシリーズのパート2のリメイクのようで、前作の「リターンズ」とはまったく関係ないようです。

ここんと大作に恵まれてすぎてたので、若干感動は薄めでしたが、
パンチしたらぶっとんで、建物にあたって壁突き破ってーとか、
光線発射とかドラゴンボール的な戦いを、お金かけて実写(CG)でやったら
こんな感じになるんや的、すごい映像のオンパレードです。

前半は、クリスファーノーラン節的な、抑えた話の展開と演出。
(製作の名の彼はどこまでタッチしてるのか知りませんが・・)

後半は、映像描写に関してはスピード感のある持ち味全快の戦闘シーンを遺憾無くみせてくれました。
ただ、ザックシュナイダー特有の、斬新さはあまり感じず、逆にズームする演出が多すぎてちょっとくどさを感じました。


それとあれだなっと思ったのは、ラストの戦闘が長すぎること。
戦闘シーンが一段落したところで、まだ肉弾戦やりますか!みたいな。

正直、若干の飽きもきていて、最後の1対1の戦いは、別にいらんかったのではないかとも思いました。

そこ以外は、普通に面白いハリウッド的娯楽大作映画でした!

あと、このシリーズよりDCユニバースの広がりをみせるようで
とうとう、マーベルの「アベンジャーズ」に続くDC版のヒーロー連合「ジャスティスリーグ」
が見れる日がくるかもしれません!

これの実写みれるといいね。楽しみ!

蛇足の1本

さて、蛇足つながりは、本編でも話した「マン・オブ・スティール」の要素を100分の1でもいいので入れて欲しかったハリウッド版「ドラゴンボール Evolution」。

こちらは、「マン・オブ・スティール」とうって変わって、驚くほど残念な仕上がりになっています。
どうして、そうなったのか。
「北京原人」「デビルマン」と同列のダメ映画として強烈に僕の記憶に刻まれてしまいました。

とにかくストーリー、脚本!
よっぽど原作に愛着がない人が作ったのか、ひどすぎるのです。

映像部分は、ストーリー、脚本がよければ「マン・オブ・スティール」までいかなくとも
十分目つぶれる出来なんですけど、ピッコロだけはダメでした。
塗っただけの人っぽいのをまずはなんとかして欲しい・・。

エンドスクロール後のおまけの落ちのダメっぷりも必見です。
(このダメ映画に続編を作るつもりなのか?)

ということで、映画の大部分がダメなハリウッド版「ドラゴンボール」。
なるだけ、忙しい時にみることをオススメします。
倍増された怒りが、生きる活力を与えてくれると思います・・・。

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