「ワイルド・ストーム」 原題:The Hurricane Heist

作品紹介

予告 



あらすじ


所感

災害映画×強盗映画という力技

ハリケーン直撃下で、アメリカ財務省の現金を強奪する――
この時点で「理屈より勢いで押し切る映画だな」と察しはつきますが、実際その通りの作品です。

ジャンル的には
・ディザスター映画
・クライムサスペンス
・ちょいアクション
を全部ミキサーにぶち込んだ感じ。

ハリケーンという最強クラスの自然災害を背景に、銀行強盗ならぬ“国家規模の現金強奪”をやるという発想だけで、もうB級魂は満点です。

ツッコミどころは嵐のように

正直に言うと、ストーリーの整合性とかリアリティを気にし始めたら負けです。

・その状況でそんな行動とれる?
・風速ヤバすぎない?
・車、軽すぎない?

と、ツッコミどころはハリケーン並みに吹き荒れます。

でもこの映画、そこを真面目に見るタイプの作品じゃない。
「ありえねー!」と笑いながら、嵐と爆発とドタバタを楽しむのが正解です。

意外と地味に頑張る登場人物たち

主人公は気象学者という設定で、
ハリケーンの知識を活かして立ち向かう…はずなのですが、
どちらかというと後半は普通にアクションヒーロー。

ヒロイン(財務省職員)も、最初は巻き込まれ役かと思いきや、
意外と肝が据わっていて、ちゃんと戦力になるのは好印象。

キャラ描写は深くないですが、
「全員ちゃんと役割を果たす」最低限の仕事はしています。

【監督がまさかのあの人】

この映画、何が一番びっくりするかというと、
監督が「ワイルド・スピード」第1作のロブ・コーエン。

なるほど、
・物理法則は気にしない
・勢い最優先
・画面が常にうるさい

この辺りの作風には妙に納得がいきます。

ハリケーンをニトロ代わりにした「ワイスピ外伝」と思えば、
かなりしっくりくるかもしれません。

【総評:B級好きならアリ】

映画として出来がいいか?と聞かれると、
正直「うーん…」ですが、

・設定のバカさ
・突き抜けた絵面
・90分ちょいでサクッと終わる潔さ

この辺りは、B級映画好きにはちゃんと刺さる要素。

大作ディザスターを期待すると肩透かしですが、
「今日は何も考えずに、嵐と爆発を浴びたい」
そんな気分のときには、意外とちょうどいい一本です。

ハリケーンにすべてを託した、
清々しいまでの力技映画でした。

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