映画日記「暁に祈れ」  原題:A Prayer Before Dawn


イギリス人ボクサー、ビリー・ムーアの同名自伝小説「暁に祈れ」の映画化作品「暁に祈れ」見てきました!

作品紹介

予告

あらすじ

タイで自堕落な生活から麻薬中毒者となってしまったイギリス人ボクサーのビリー・ムーアは、家宅捜索により逮捕され、タイでも悪名の高い刑務所に収監される。殺人、レイプ、汚職がはびこる地獄のよう刑務所で、ビリーは死を覚悟する日々を余儀なくされた。しかし、所内に新たに設立されたムエタイ・クラブとの出会いによって、ビリーの中にある何かが大きく変わっていく。(出典:Amazon)

所感

R15+ なのでどぎつい描写はあるのはわかってるものの、あまりにもお話が淡々とすすむので、ただ単にどぎつい、汚いという印象のみが残ります。
出てくる人もほぼ全員屑なので(罪人だから当然といえば当然ですが)、入り込める人がいない。もと実話ということで、現実というのはこういうことなんですね。というふうに考えると本物感はありました。

日本の漫画「軍鶏」のようなノリを勝手に期待してしまったのですが、そういうのは皆無で、格闘シーンもあまり「格闘」に愛のある取り方ではなく(あえてそういう方向性ではない感じ)ここでもフラストレーションたまります。

他にも「オンリー・ゴッド」ですごみをだしてた「ビタヤ・パンスリンガム」も単なる脇役だったのも残念。

主人公も例にもれず屑で共感しにくかったですが、共感できたのは、あの状況ならノーマルな人もオカマにもながれるかもという点。私も、終盤おかまがキレイにみえてきましたもんね。

そんな感想もありつつ、ラストで思ったのは、とりあえずここにおるやつは主人公も含めて世にだしてはいかんよねということでした。

ラストに某人物と面会するところでお話はおわっていくけど、これ感動するとこなんかな?あまりにものれないまま映画は終わっていきました。

小説読むとイメージ違うのかと思いましたがまだ翻訳されてないもよう。翻訳をまって読んでみようと思いました・・

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