映画日記「狼チャイルド」in シッチェス映画祭 原題:Good Manners


シッチェス映画祭4本目!「狼チャイルド」見てきました!

作品紹介

予告



あらすじ

クララは、サンパウロ郊外に住む若き看護婦。裕福でミステリアスなアナに授かった子どもの乳母として雇われ、アナの家に住み込み、新生活を始める。様々な奇妙な事が起こるが、クララとアナには、強い絆が芽生えていく。そんなある満月の夜、アナの叫び声が響き渡った。赤ん坊がアナの腹を引き裂いて生まれたのだった。アナは亡くなり、生まれた子は、狼男だった! クララは、子どもを引き取り、自分の息子として育てるのだが・・・。 (出典:Amazon)

所見

ラストだけは素直に評価したい一本

まずは良かったところから。
これはもう先に言ってしまいますが、ラストの落ちは結構好きです。
そこに至るまでのモヤモヤを、なんとか「映画として着地させたな」という印象。
この終わり方がなければ、たぶんもっと厳しい評価になっていたと思います。

ただし、道中はかなり微妙

とはいえ、それ以外は正直言って微妙。
フランス産だからなのか、序盤から
「妊婦でレズ」という、やたら先進的な設定が提示されて、
おっさん世代の私には早々についていくのがしんどい。

もちろん、設定自体が悪いわけではないんですが、
その使い方や見せ方があまりにも淡々としていて、
感情移入する前に置いていかれる感じがします。

想像通りすぎる展開と、ゆるすぎる進行

全編「まあ見れる」レベルではあります。
ただ、展開はほぼ想像通りで、
「あ、はいはい、そうなるよね」という流れが延々続く。

しかもそれが、かなりゆる〜く進むものだから、
正直なところ眠気を誘う瞬間も多かったです。
ホラーやスリラー的な緊張感を期待すると、肩透かしを食らうかもしれません。

原題「Good Manners」が一番の謎

個人的に一番引っかかったのが、原題の「Good Manners」。
直訳すれば「良いマナー」「行儀作法」ですが、
正直、そこに込められた意図が最後までピンと来ませんでした。

そして邦題が「狼チャイルド」。
これもこれで、かなりざっくりというか、
「まあ狼っぽい要素あるし…これでええか」感が強い。
たぶん邦題つけた人も、原題の意味を完全には掴めてなかったんじゃないか、
なんて邪推してしまいます。

万人には勧めません

総評としては、万人向けではありません
ただ、私みたいな「とりあえず気になる映画は一通り観たい」
映画好きの暇人であれば、
「まあ話のタネにはなるかな」くらいの一本。

ラストだけは確かに悪くないので、
そこに辿り着くまでの退屈さに耐えられる人なら、
一度チェックしてみてもいいかもしれません。


作品詳細

上映時間 135分
製作国 フランス・ブラジル合作




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