映画日記「レディ・プレイヤー1」


お金かけた超オタクムービー「レディプレイヤーワン」見てきました!

あらすじ

2045年、人類は思い浮かんだ夢が実現するVRワールド「オアシス」で生活していた。ある日、オアシスの創設者の遺言が発表される。その内容は、オアシスの三つの謎を解いた者に全財産の56兆円とこの世界を与えるというものだった。これを受けて、全世界を巻き込む争奪戦が起こり……。

所感

あれだけすごい予告見せられたら、そら期待値あがってしまうというもの。
ということで、否が応でもハードル上げ状態での鑑賞。

予告編でもながれてますが、「ヴァン・ヘイレン」の「Jump!」とともにのりのりで始まるこの作品!
予想通り、映像に関しては余裕をもってクリア!

ですが・・シナリオ面においてはなんともいえません。
ヴィジュアルのテーマである、80年代のオマージュがいい意味でも悪い意味でもシナリオにまで適用されてしまったような、そんな古くさと安っぽさを感じました。

特に雑にみえたのが、ゲームデバイスの設定。
冒頭に実際に動いてゲームしている、ゲーム操作の説明ととれるシーンはあれど
主人公は、全方位ルームランナーみたいなので動いてるし
他の人は、バイザーとグローブでゲームしてるし
(しかも外で!)
社長はスーツきてるけど座ってるしで、いまいちどういう操作しているのかよくわからない。
実際に動くなら疲れるやろとか(主人公は常にたったまま)、実際の動作が反映するなら運動能力がゲームの優劣につながるのではとか思ってしまいます。

だいたい空中で一回転する動作はどうなっとるねんとか気になるシーンでは、ゲーム内のシーンのみの描写でごまかされます。

あと、未来のデバイスという割にはちょっと古くない?
すでにあれに近いものは、Vrデバイスは「Oculus Rift」をはじめ各種販売されてるし

のコントローラとして「Virtuix Omni 」をはじめとして、いろいろあるのに。



いっそ「マトリックス」(もしくは「ソードアート・オンライン」)みたいな脳活動だけでプレイしているなら納得できるんだけどなー。

シナリオ面が・・、と突っ込みをいれてしまったのでちょっと脚本みてみると、
二人脚本で、なんでも片方は原作者の「アーネスト・クライン」本人みたい。

そもそもこの作品って、日本でいうとライトノベルと近い「ヤングアダルト小説」というジャンルの作品で、「ハンガーゲーム」、「ダイバージェント」、「メイズ・ランナー」シリーズとか最近このジャンルの作品の映画化多いですよねー。

並べてみるとこれらの作品って、なんか共通する幼稚さ、雑さがあるような気がしてて(だからそういうジャンルづけなんでしょうが・・)、今回の作品も、ものすごい映像に圧倒されて隠れてしまいがちですが、そういうものを感じてしまう人もいるのではと思いました。

この手の作品でお話どうのこうのいうのは無粋だ!という意見もわかるし、僕も基本そっち側の人間ですが、気にしない系作品代表格の最近のマーベル作品が、そこらへんをものすごく気を使った設定、脚本で素晴らしい作品を制作していて、あんな風に作れるんだというのを見てしまってるので、ちょっと残念に感じてしまいます。
また「パシフィック・リム」なんかをみると雑だ幼稚だという部分が魅力に転嫁されてる気がするんですよねー。まあこの辺は好みもあるのかなー。


で、原作自体の話にもどると原題も同名の作品ですが、日本では2014年に「ゲームウォーズ」という題名で上下巻販売されていたようです。



原作は未読ですので、散見する情報からなのですが、
出てくる主要人物は、結構肥満が多かったり、引きこもりだったり、重要な味方が殺されたりと、ある意味リアルに描かれているようです。
おそらくこのあたりのとこライトにきれいにしてしまったところも、緩くみえてしまう原因かもしれませんね。

他にも、出てくるキャラの権利関係や知名度などで、主要キャラが入れ替わっているようで、その中でも大きなものは

知名度の関係で消えた国産スパイダーマンにでてくる巨大ロボ「レオパルドン」


権利関係で「ウルトラマン」の登場シーンは「ガンダム」へ変更等。

特に「ウルトラマン」から「ガンダム」への変更は
本編で3分しか「ガンダム」になれないという設定が、
「ウルトラマン」だったんだということを知るとしっくりきました。

また、一度原作も読んでみたいと思います。

さて、もう一人をみてみると「ザック・ペン」

だれだっけっと思いWikiにて過去作品をみてみると、デビューがなんと「ラスト・アクションヒーロー」の原案!
これって、高校生のころ初めてこんなに面白くない映画ってあるんや、って心に刻みこまれた作品の一つです(サントラはすごくよかったんですけどど・・)。

なるほど・・・、他にもマーベルユニバース作品で唯一いまいち感のあった「インクレディブル・ハルク 」、回を追うごとに面白くなくなっていった「Xメン」のファーストシリーズ・・。

むー・・・もう何も言うまい。

でもこの情報みて元気もでました、出だしであんだけこけて、そこからもいまいちな感じでも、着実にキャリアをつみ、果てはアベンジャーズの原案にも参加し、今回の作品にも参加できるわけですから。
なんかわからんけど、すごいやる気と元気ででてきたよー!

あと、出てくるオマージュが80年代というなかでも結構マニアック。
僕も、80年代にもの心あった年ですが、こまごましたパロディとか
かなり見落としてると思います。
そういう意味ではもう一度見たいと思わす要素があるかも(オタク向けのですが・・)

正直、劇中劇として出てくる、キューブリック版の「シャイニング」ももうほとんど覚えてなかったし・・
エレベーターから血の洪水と、斧もった「ジャック・ニコルソン」が割ったドアから除く顔しか覚えてなかった(※「ジャック・ニコルソン」はでてきません)。


とにかく当時生きてた僕が、結構置いてきぼりくらうとこがあったので
若い人がみるとどう感じるのか興味ありました。
(基本ほとんどのネタはおっさんしかわからんのでは?)

あと、重要なシーンでわからなかったのがアタリ社のゲーム!
これは僕側の知識の問題なのですが、ファミコン以前だし
あまり国内に流通してないので見たこともないものばかり。

特に物語のキーとなる「Adventure」なるソフト。
気になったので調べてみました。
実際はこんな感じらしい↓

実物みても、いまいちどんなゲームかわかりにくいですが、
リブート版の「Adventure」をみるとすごくよくわかります。

ちなみに最後のカギとなる「イースターエッグ」の下りはこんな感じらしいです↓



最後に気になったのは、「メカゴジラ」の存在。
ある種ボスキャラ的な扱いで、音楽も日本のゴジラのもので登場するわけですが
かっこいい!
これって、「ゴジラ」「キングコング」をつなぐ「モンスターバース」の世界観に投入されたりしないかなー。
今は計画なくても、今回の登場で確実に知名度あがったでしょうから、参戦のきっかけになればいいのになーとか妄想しました!

ということで、映像100点、シナリオ70点、オタク度200点くらいに感じた作品でした!
いろいろ書いたけど、なんだかんだで最近にない長文になっちゃった。僕もオタクですもんね。
見るなら絶対映画館で!

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