映画の日は1000円ということで
作品紹介
予告
あらすじ
ある日、スーパーでニセ札の使用容疑をかけられた忍(水川あさみ)。
10分前の防犯カメラには、いるはずのない自分が映し出されていた。
連行された忍は、刑事の加納から想像を絶する真実を聞かされる。"バイロケーション"。
それは、自分と同じ容姿でありながら全く別の人格を持つ、もう一人の自分。
通称バイロケと呼ばれるその人物は、本物(=オリジナル)よりも凶暴な性格を持ち、必ず自分を殺しに来るのだと。
バイロケに悩む者たちが集うバイロケーションの会へと連れてこられた忍は、大学生の御手洗巧、謎めいた少年・加賀美榮、
主婦の門倉真由美、そして会の主催者・飯塚らと出会う。
いつどこに出現するかわからず、凶暴化するバイロケに追いつめられる中、彼らは決断した。
「バイロケを、もう一人の自分を、殺すしかない-----」(出典:Amazon)
所感
土曜なので混むだろうと思い、朝1の回でいったもののほぼ満員。入賞する夢をあきらめきれない水川あさみ演じる画家の卵は、
その気持ちと裏腹に平凡な主婦への憧れを捨てきれない。
その相反する気持ちの衝突がとあることをきっかけに
実体化する別人格「バイロケーション」を生み出し彼女の生活を脅かす。
またバイロケーションに苦しめられる人間は彼女だけでなく・・・
という感じのサスペンス調のホラー。
正直期待せずみたというのもあるけど、結構面白かった。
ラストは切ないハッピーエンドかと思いきや、とんでもないバッドエンドだったけど
エンディングの違う「バイロケーション裏」という作品もあり
たぶんだけどそっちがハッピーエンド系の終わりなのかな
(見てませんので推測ですが・・・)。
また劇中、主役の水川あさみのどアップが何度も出てくるのですが
さすが女優さんです。
男を知らない地味な女性という役どころですが
(そんなわけないやろという総つっこみがありそうですが)
どんだけ地味にしても美しさは隠せず、アップに耐えるのがすごいですね。
まあつっこむところは多々あれど、
(もしかしたら裏のほうでつじつまをあわすようなストーリーもあるかもしれません。)
話の展開がスピーディーなので楽しめました。
あのタイミングで、一人残されるのって超常現象関係なく、状況が超ホラーだな・・。
蛇足の一本「血を吸う宇宙」
で、蛇足の一本紹介は、監督の安里麻里さんは、もともと高橋洋の下で助監督をやっていたということでそのつながりで。
高橋洋脚本の発狂シリーズ第2段
「血を吸う宇宙」(監督は佐々木浩久)です。
「血を吸う宇宙」予告 |
「発狂する唇」のほうは一応ホラーにいれてもいいのかもしれませんが
それでいて不思議に面白いのです!
そんなむちゃくちゃな作品なんですが、
前作から引き続き阿部寛や、阿部サダヲなど大物俳優もでていて
なんか映画好きなプロたちが集まって遊んでるのかなーと思わせるそんな作品でした。
「発狂する唇」「血を吸う宇宙」ともに、決して常人に勧められない、
見る人選びまくりの作品ですが、
ちょっと変な映画好きな方は一度ごらんになってはいかがでしょうか
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