映画日記「バイオレンス・ボイジャー」



劇画とアニメーションの融合「ゲキメーション」という独特のジャンルでの長編作品、「バイオレンス・ボイジャー」見てきました!

作品紹介

予告


あらすじ

日本の山奥の村に暮らすアメリカ人少年のボビーは、数少ない友人であるあっくんと猫のデレクを連れ、遊びに出かける。その道すがら、娯楽施設「バイオレンス・ボイジャー」と書かれた看板を発見し、施設に足を踏み入れるボビーたち。そこで彼らが出会った少女・時子は、数日前からここから出られずにいるという。さらに、先客として迷い込んでいた村の子どもたちは、謎の白スーツを着た子どもの襲撃を受け、次々と捕獲されてしまう。時子の救出と復讐のために、ボビーたちが立ち上がるが……。(出典:Amazon)

所感

切り絵を動かすような形で動きを表現するこの「ゲキメーション」的映像作品は、「宇治茶」監督の前作「燃える仏像人間」以外だと、テレビ作品の「闇芝居」シリーズや、「影鰐」等を思い出します。
「影鰐」
「影鰐」
「闇芝居」
「闇芝居」

今作「バイオレンス・ボイジャー」もこれらに引けをとらなず、なんともいえない独特のシュールでグロい作風が「ゲキメーション」という映像表現にはまります。

「闇芝居」「影鰐」は普通にホラーでシリアス路線ですが、「宇治茶」監督の作品は、ストーリーはも絵もグロいけど馬鹿っぽい。
そこがシュールで、面白い。

この辺のテイストは見る人によって
「グロくて馬鹿っぽくてなんなのこれ!」
っていう人と
「グロくて馬鹿っぽくておもしれー!」
ていう人で
好みが大きく分かれるところでしょう。

私は、結構こういうの好きです。

予告でもでてきてるけど、ナレーション聞いたことのある声だなーとおもってたら、「松本人志」でびっくり。
よくよく見てみると、ほかにもココリコ田中、サバンナ高橋等芸人の名前がちらほら。
この吉本所属のタレントになっているようで、それでその辺のつながりがあるんですね。
ちなみに、二人とも声優としても違和感なくよかったです。

あと個人的には、前作「燃える仏像人間」でも出ていた「Otune(おちゅーん)」のBugって花井(花井なお)」さんなんかもでてるのも嬉しかったですね。

ちなみに海外向けの予告では、制作風景が少しでているのでこちらも興味ある人はどうぞ。

なんか、こういうテイストは先に海外とかで評価受けちゃいそう。
もしそうなったら悔しい。

こういうの笑って見れる人ばかりなら、世の中平和になりそうだなー。

作品詳細

データ

製作年 2018年
製作国 日本
配給 KATSU-do
上映時間 83分
映倫区分 PG12
オフィシャルサイト

スタッフ

監督 宇治茶
脚本 宇治茶
製作 藤原寛
エグゼクティブプロデュサー 片岡秀介
プロデューサー 安斎レオ


 

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