映画日記「ファースト・コンタクト」 原題:The Beyond

 
私の好物そうな、真面目系SF「ファースト・コンタクト」みてきました!

作品紹介

予告

あらすじ

衛星軌道上に突如として現れた謎の現象「ヴォイド」。国際的宇宙関連組織「スペースエージェンシー」による調査が開始され、ヴォイドから生命の存在を示唆する電波が発せられていることが判明する。無人機での調査によると、内側は光に包まれたトンネルになっており、その先に何かがあることまでは確認された。さらなる調査には人間を送り込む必要があるが、とても生身の人間に耐えられるミッションではない。事態が深刻化する中、組織は人工の合成ボディに優秀な人間の脳を移植する「ヒューマン2.0」を開発し、地球外生命体とのファーストコンタクトに臨むが……。

所感

NHK(イギリス映画なのでBBC?)の特番をみているような作りのモキュメント手法のSFでした。

・謎の地球外生命
・ワームホール
・ヒューマン2.0(サイボーグ的なもの)

一個でもおなか一杯な要素が3っつも!

残念な点は、地球外生命体の目的を考えると、ほっといても助けてくれていたわけで
そうなると、いまいちヒューマン2.0の要素の必要性がないような気もしましたが、まあそれは俯瞰でみてるからの感想になるのかな。

地球外生命体とのかかわりを真面目に描いたSFというと、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『メッセージ』や、古いものだとロバート・ゼメキス監督の「コンタクト」なんかを思い出しますが、

実際テーマ性とかそういうのは近いものがあると思います。
なので、これら2作品が好きな方は是非鑑賞を!

ちなみに制作した「ハズラム・ドゥルール」監督、耳慣れない監督さんだけど、これが長編初作ということで、これまでは短編先品やVFXの仕事をされてたみたいですね。
今後が楽しみです。

関係ないけど、この映画原題が「The Beyond」なんだけど、なんで、「ファースト・コンタクト」なんて題名つけたんでしょうねー
「スタートレック」やら、「遊星よりの物体X」やら被るサブタイトル多いし、



冒頭で紹介した「コンタクト」も似たような題名だしねー。

モキュメントSFというのは、見る人を選んでしまうと思うので、ハリウッド大作的なSFしかうけつけないタイプの人は見ないほうがいいと思います。
逆に、真面目な落ち着いたSF好きにはかなりいい感じの映画だと思います!

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