映画日記「グラビティ 繰り返される宇宙」


「未体験ゾーンの映画達」で結構よくあるタイムループSFを扱った「グラビティ 繰り返される宇宙」見てきました!

作品紹介

予告


あらすじ

ループする宇宙船の衝突から脱出せよ。 元刑事のコールは、恋人を乗せデッド・ゾーンで消息不明となった宇宙船アトロパ号を追跡していた。予定より早く船を見つけ乗船したたものの、アトロパ号は、不明船と衝突。航行不能に陥る。衝突船の調査に乗り出すとその相手は、過去のアトロパ号だった上、船中には自分たちの死体が…。船外を見ると、惑星の重力に囚われた更に過去のアトロパ号とその脱出ポッドたちが無数に浮き、惑星に輪を作っていた…。未来のアトロパ号が自分たちに衝突するまであとわずか。果たして、このループから脱出できるのか?愛する人を救う為、コールは究極の選択を己に課すのだった…。

所感

「未体験ゾーンの映画たち」の1作で宇宙系ループもの。
ローバジェット系な作品でどこまで見せてくれるのかと楽しみにしてました。
映像は全然問題なし。安っぽさとかはないので安心してみれます。

話の内容としては、よくあるループものという
既視感のあるパターンは超えてこず
落ちもだいたい予想できるところに落ち着いた感じ。

既視感って書いたのは、「未体験ゾーンの映画」冒頭でみた「ゲヘナ」と同じような
時間ループ的ストリーラインなわけで
ほんとこのパターンよくあるなーと感じてしまったわけです。

ただ、この作品単なるシチュエーションホラーではなく、
なんだかんだパニックはありつつも、皆で頑張るし、
ラストも切なさや悲しさはあれど、一応バッドではない希望のあるエンディングになっています。
この手の作品って、結構バッドエンディング以外にもっていくのって少ないし難しいと思うんですよね。
なので、ここは個人的に好きな点です。

時間軸を扱った作品では、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」というトム・クルーズの作品がありましたが


あちらの作品では、過ちを繰り返しながら回答に向かう面白さや、納得感がありました。
この作品では、繰り返されたなかの解決にむかう1パターンのみが描かれているため
なぜ、この回の登場人物たちがその解決にたどり着けたのかという点の説明が弱く感じました。

まあ、でも普通には見れる作品でした
佳作SF、暇な夜中にどうぞ。

0 件のコメント :

コメントを投稿