映画日記「美しい星」


「リリー・フランキー」があいかわらず「リリー・フランキー」な「三島由紀夫」原作映画「美しい星」見てきました!

作品紹介

予告

あらすじ

“当たらない"お天気キャスターの父・重一郎、野心溢れるフリーターの息子・一雄、美人すぎて周囲から浮いている女子大生の娘・暁子、心の空虚をもて余す主婦の母・伊余子。
そんな大杉一家が、ある日突然、火星人、水星人、金星人、地球人として覚醒。“美しい星・地球"を救う使命を託される。
ひとたび目覚めた彼らは生き生きと奮闘を重ねるが、やがて世間を巻き込む騒動を引き起こし、それぞれに傷ついていく。
なぜ、彼らは目覚めたのか。本当に、目覚めたのか―。そんな一家の前に一人の男が現れ、地球に救う価値などあるのかと問いかける。
(出典:Amazon)

所感

「リリー・フランキー」という役者さんは、「木村拓哉」が毎回「木村拓哉」のように
どの作品でみてもだいたい同じようなキャラで、演技を地でやってるみたいな自然体の味があります。

地球滅亡とか、宇宙人とか、そううキーワードがでてくるものの
全編にゆるい感じのただよう、「星新一」のショートショートのような感じの話で
原作みて、え!これ「三島由紀夫」原作なの!ってびっくりしました。
え、って驚いたものの「三島由紀夫」の作品なんて読んだことがあるわけではなく
イメージでもっと小難しそうなのばっかりと思ってて、SF作品なんてあるとは全くしりませんでした。

だいぶ変えてるんだろうなと、ちょっと気になってWkiみてみたら
「三島由紀夫」の「美しい星 (小説)」Wiki

主役の職業がお天気キャスターでテレビを通じてメッセージを訴える点や、
滅亡の脅威である「水爆」を「地球温暖化」かに変えてる部分などはありつつも
主人公たちが宇宙人(妄想?)という設定は同じで、大筋は変えてないようです。
一度原作も読んでみたくなりました。


さて映画自体は、「リリー・フランキー」同様にふわっとした感じの
(前述しましたが)「星新一」や「世にも奇妙な物語」みたいな作品で、
その方面が好きな人にはお勧めな映画だと思います。

終わり方も、完全ハッピーエンドではないですが、バッドエンドでもない
でももやもやはしない、ふわっととたエンディングで印象に残りました。

ただ、こういう映画はダメな人はダメなんでしょうねー。
評価の分かれる作品ではあると思います。

個人的には、そこそこおすすめでした!
 

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