映画日記「カンフーリーグ」」 ( 原題:Kung Fu League)



「カンフーハッスルの製作が放つ前代未聞のドリームマッチ!」のコピーにつられて、コメディカンフーアクション「カンフーリーグ」見てきました!

作品紹介

予告


あらすじ

漫画家志望の気弱な青年インションは、思いを寄せる同僚バオアーにラブレターを渡すことを決意するが、社長のチェンに邪魔をされ会社を追い出されてしまう。恋も仕事も上手くいかないインションは、自分の処女作「カンフーリーグ」に登場するカンフーマスターたちに恋の手助けをしてほしいと願う。するとウォン・フェイホン、フォ・ユェンジャア、チェン・ジェン、イップ・マンの4人が、時を超えて彼の前に出現。そんな中、チェン社長が主催する世界武術選手権が開幕する。優勝してバオアーの心を掴むべく、カンフーマスターたちに武術の教えを請うインションだったが……。(映画.comより引用)

所感

シネマートグループの映画祭的作品『のむコレ3』で鑑賞したこの作品、ちょっと期待しすぎたかなーというのが正直なところ。

カンフーハッスルの製作メンバーが、ということでコメディなのはわかってたけど、せっかくちゃんと動ける演者出演させてるんだから、アクションシーンはある程度真面目にやってほしかったかなー。

「カンフーハッスル」の時のような、遊びのCGばかりになってくるので、間延びしてだれてきてしまいます。
コメディシーンはコメディ、アクションシーンはアクションとメリハリつけてもらったほうが、コメディファンにもカンフーファンにも受けるのではないのかと思います。
前半はなんとかみれますが、後半はなんか幼稚くさいだけの作風になっていたのででちょっと残念でした。

それと、わかりにくかったのが「陳真(チェン・ジェン)」の存在。
みため完全に「ブルース・リー」な上に、この名前だけピンとこなかったので、てっきり
「ブルース・リー」で、「陳真(チェン・ジェン)」というのは、本名か何かだと思ってみていました。

だけど、師匠と呼ぶのは「葉門(イップ・マン)」ではなく「霍元甲(フォ・ユェンジャア)」。

「葉門(イップ・マン)」はドニー・エンが演じた映画「イップ・マン」シリーズで結構知名度があるのではと思いますが、彼の晩年の弟子の一人のブルースリーなのは有名な話。

なんで、「霍元甲(フォ・ユェンジャア)」を師匠と呼ぶのか?マークのまま、とりあえずそういうものとして最後までみていたのですが、後で解説をみて納得、

「霍元甲(フォ・ユェンジャア)」は「スピリット」で「ジェット・リー」が演じたキャラクターですが、彼の弟子「陳真(チェン・ジェン)」も有名な拳法家だったようです。

ちなみにそのキャラクターが主役なのがブルース・リー主演の「燃えよドラゴン」!


なるほど、それで「ブルース・リー」によせてるのですね。
やっと意味わかりましたが、この辺もうちょっと説明ほしかったなーという感じでした。

ちなみに、最近になってこの続編が作られましたが
その作品が「レレジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳 」


主役は「イップマン」シリーズの「ドニー・イェン」。
こうやってみると、役者も入り乱れてるので「ブルースリー」によせるというのは
ちょっと問題ありだったのではと思いました。

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