映画日記「フリーソロ」




いまだかつてここまで手に汗握る映画はなかったなというくらいの緊張感ののドキュメンタリー映画、「フリーソロ」みてきました。

作品紹介

予告

あらすじ

米アカデミー賞®、英国アカデミー賞(BAFTA)受賞! 人類史上最大の挑戦と呼ばれる前人未到のクライミング、その驚異の全貌に世界中が息をのんだ傑作ドキュメンタリー。世界屈指の美しくも危険と言われる断崖絶壁に挑む若きクライマーの姿をダイナミックに捉え、興奮と目眩を誘う"生きるか、死ぬか"の極限映像 (引用:Amazonより)

所感

ここまで手に汗握らせる映画もそうないと思います。


挑戦が失敗していれば、当然この映画の放映はないわけですし、成功するということはわかっているわけです。
ドキュメンタリーなので、大きな筋があるわけでもなく、前半はカナダの「エル・キャピタン」という自然壁に魅せられたクライマー「アレックス・ホノルド」の人となりや、協力者たち、彼らの訓練模様を淡々とカメラに収め、後半は「エル・キャピタン」への挑戦を追っています。

この人のこはナショナルジオグラフィックの記事にもなってるので
詳細知りたい方はこちらを↓
ロープなしで900mの絶壁を初登攀、米ヨセミテ
アレックス・ホノルド氏、岩壁エル・キャピタンをフリーソロで


前半で描かれるのは「アレックス・ホノルド」という人のクライミングにストイックさ、ビュアさ、悪く言えばクレイジーさ。

すごく尊敬するけど、共感はできんなーみたいな人。

そしてなにより、物理的に脳の構造が異なるというくだりも興味深い。
彼は脳の構造上、刺激をひとより受けにくい(感動しにくかったり、恐怖に鈍感だったり)らしく、訓練では補えない部分での適応力を持っているんだと感じた。
恐らく天賦の才というのはこういうのを言うんだと思う。
歴史上英雄とかそういう人もこういう脳の構造をしていたのかもしれないなー。

そして後半、訓練で満足いく結果を得られないまま、最終決戦に突然挑む「アレックス・ホノルド」。
ここからは、超絶手に汗握る時間です。

そして、何より意味不明な、絶壁で眠るなぞの着ぐるみがでてきます!
ここは皆見て欲しいポイント!
どういうこと!と思うかもしれませんが
私も、そう叫びたいシーンでした!

できれば映画館で見てほしい映画です。
家でみるなら、前半はながらでもいいけど、後半は集中して見て欲しい。
そんな超絶緊張感のある映画でした。

万人おすすめドキュメンタリーです!




0 件のコメント :

コメントを投稿