アクション

映画日記「イップ・マン外伝　マスターZ」

「イップ・マン外伝　マスターZ」ポスター

「イップマン３」で印象深いライバルだった「マックス・チャン」演じる「張天志」にスポットを当てた「イップ・マン外伝　マスターZ」見てきました！

作品紹介

予告

あらすじ

イップ・マンとの詠春拳の正統争いに敗れ、武術の世界から身を引いたティンチは、小さな食料店を営みながら息子のフォンと穏やかな生活をスタートさせていた。そんな中、ティンチは町を仕切る長楽グループの反逆児キットたちから追われていたジュリアとナナの窮地を救ったことからキットの恨みを買い、店に放火されてしまう。そして、キットたちの策略により、命を落としてしまうナナたち。ティンチは封印していた武術を使い、キットたちのアジトへ単身乗り込んでいく。（出典：映画.Com）

所感

前作「イップマン３」同様「マックス・チャン」が、味のある父親、拳法家「張天志」を演じます。

「張天志」は、「イップ・マン」と同じ「詠春拳」の使い手のですが、
その人生は陰と陽。

圧倒的善人で僧侶のような価値観で社会でもスポットライトを浴びる「イップ・マン」
に対し、シングルファザーで生活苦のため裏家業の仕事にも手を付ける「張天志」。

「イップ・マン３」では、決して悪人ではく、
無口で不器用なためうまく社会を立ちまわれない彼の存在はとても印象的でした。

そんな彼が、過激なやり方で武術界トップに駆け上がり、
非公式の試合にもかかわらず「イップ・マン」に負けたことを潔くみとめ、武術界をさる。
そこまでが「イップ・マン３」のストーリーでした。

イップマンシリーズ3作目「イップ・マン 継承」

 今作も、そんな彼がまたも不幸なトラブルに巻き込まれます。
そして「マックス・チャン」の冴えわたるカンフーは、「イップ・マン」の柔の拳とは違い、完全に剛の拳。
今回は、「マッハ」シリーズでおなじみのタイのアクション俳優「トニー・ジャー」も参戦しており、

「トムヤムクン」の「トニー・ジャー」

彼にオマージュをささげているような、肘膝を使ったムエタイアクションが楽しいです。
「トニー・ジャー」の映画を見ている人にはにやりとするアクションがいくつもでてきます。（特に頭にまたがっての肘打ちとか！）

さらにラストまで封印されている「マックス・チャン」版の剛の「詠春拳」。
これも「ドニー・イェン」のそれと違い見ごたえがあります。

とにかくカンフーファンにはお勧めの1っ本です。
「イップ・マン」ファンは必見！