マーベルユニバース終盤の登場人物「ドクター・ストレンジ 」の単体映画「ドクター・ストレンジ 」見てきました!
作品紹介
予告
あらすじ
然の事故で神の手を失った天才外科医ドクター・ストレンジ。彼を甦らせたのは──魔術。厳しい修行により魔術を習得した彼は、世界を滅亡から救うため闇の魔術との戦いに巻き込まれていく。だが、医者である彼に、敵の命を奪うことはできるのか?大いなる葛藤を抱えたまま、いまドクター・ストレンジの本当の戦いが始まる!(出典:Amazon)
所感
異色の魔術ヒーロー誕生と、そのバランスの難しさ
マーベル・シネマティック・ユニバースも後半戦に突入し、新たなヒーローとして登場したドクター・ストレンジ。これまでのアイアンマンやキャプテン・アメリカのような現実寄りのヒーローとは一線を画す、スピリチュアルで異次元な世界観が特徴の一本です。
ただ、やはりシリーズ初登場作品の宿命として、キャラクター紹介に比重が置かれる構成は避けられず、テンポとしてはやや落ち着いた印象。立て続けに勢いのあるMCU作品を観てきた流れの中では、少しブレーキがかかるような感覚もありました。
アントマンとハルクを思い出す導入作品の立ち位置
同じく新キャラ導入作品であるアントマンが、軽快さとユーモアでうまくまとめられていただけに、本作はやや地味に映ってしまう部分もあります。
個人的には、かつてのハルクを観たときと近い印象。物語としては必要不可欠だけど、単体映画としての爆発力は少し控えめ。シリーズ全体の土台を固める一本という立ち位置に感じました。
インセプションを想起させる映像表現
本作の大きな見どころは、空間が歪み折り重なるビジュアル。都市が曲がり、上下の概念が崩れる映像は確かに迫力があります。
ただ、この表現はどうしてもクリストファー・ノーラン監督のインセプションを連想してしまうのも事実。映像としての完成度は高いものの、新鮮な驚きという点ではやや既視感が残る部分もありました。
キャスティングの安定感
一方でキャストは非常にハマっています。ベネディクト・カンバーバッチは、傲慢でありながらどこか人間臭さも残るストレンジ像を見事に体現。
また、ティルダ・スウィントン演じるエンシェント・ワンも、原作との違いが話題になったものの、作品単体として観ると違和感はほとんどなく、独特の存在感で物語に説得力を与えていました。
時間操作という扱いの難しい要素
本作で重要な要素となるのが時間操作。物語の幅を一気に広げる一方で、使い方次第では何でもありになってしまう危うさもある設定です。
今後のシリーズにおいて、この能力をどう制御しながら物語を成立させていくのか。脚本的なハードルは確実に上がった印象です。
クロスオーバーでこそ輝くキャラクター
単体作品としてはやや抑えめな印象はあるものの、このキャラクターは他ヒーローとの絡みでこそ本領を発揮しそうです。
特にアベンジャーズ3での活躍には期待が高まるところ。物理法則すらねじ曲げる魔術師が、壮大な戦いの中でどのような役割を担うのか。シリーズを追う楽しみをしっかり広げてくれる一本でした。
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