映画日記「シン・ゴジラ」

「シン・ゴジラ」
「シン・ゴジラ」
賛否吹き荒れてる、「シン・ゴジラ」みてきました!

あらすじ

東京湾・羽田沖。突如、東京湾アクアトンネルが巨大な轟音とともに大量の浸水に巻き込まれ、崩落する原因不明の事故が発生した。首相官邸では総理大臣以下、閣僚が参集されて緊急会議が開かれ、内閣官房副長官・矢口蘭堂は、海中に棲む巨大生物による可能性を指摘。周囲は矢口の意見を一笑に付すものの、直後、海上に巨大不明生物の姿が露わになった。慌てふためく政府関係者が情報収集に追われる中、謎の巨大不明生物は上陸。普段と何も変わらない生活を送っていた人々の前に突然現れ、次々と街を破壊し、止まること無く進んでいく。政府は緊急対策本部を設置し、自衛隊に防衛出動命令を発動。そして、川崎市街にて、“ゴジラ”と名付けられたその巨大不明生物と、自衛隊との一大決戦の火蓋がついに切られた。果たして、人智を遥かに凌駕する完全生物・ゴジラに対し、人間に為す術はあるのか?(出典:Amazon)

所感

エバンゲリオンの庵野秀明, 平成ガメラシリーズの特技監督「樋口真嗣」この二人が監督ということで話題性もあり、すでに両極端な賛否の声が耳にはいってきてどういう感じなのか期待してました。同時に映画予告編で流れる鈍重な動作、着ぐるみの頃のに近いデザインをみて、ハリウッド版ゴジラや、「パシフィックリム」など昨今のハリウッドテイストの怪獣と今更張り合えるのか等の不安もありました。

蓋を開けてみると、全く問題なし。
そういう部分ではりあうのではなく、まったく違う土俵での「ゴジラ」がそこにありました。
半分近くは、多人数の群像劇、会話劇で構成されており、この会話劇のセリフがものすごい量。専門用語もてんこ盛りだし、これは役者さん泣かせな感じです。
そして面白いのは、この会話劇シーンにほぼ「ゴジラ」との絡みは皆無です。
で、けたたましく詰め込まれた会話シーンと対照的にゴジラの登場シーンは、極端にゆったりとしています。予告編では不安に感じていた点ですが、けたたましく動く無力な人間に対して、ありんこを踏み潰すがごとく、街を破壊しながら進む、ゴジラの姿は、なんともいえない恐怖感、不安感を演出しています。

またゴジラの造形も、従来のゴジラにフォルムは残したまま、人の目を模したといわれる小さな目玉、顎が外れたみたいに開く口のアクセントでかなりの雰囲気チェンジに成功していると思います。

 

詰め込まれた会話シーンに登場する役者で気になったのは、どの人もはまっててよかったのですが、私は特に「市川実和子」の妹「市川実日子」さんの理系女子はかなりのドはまり。
 

賛否あるようですが、私は全然賛側です。
続きを予感させるエンディングだし是非取ってほしいなーと思いました。

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