映画日記「マッドマックス」

   1作目と同じく「ジョージ・ミラー」監督のご高齢と思えぬ超ハイテンションムービー「マッドマックス 怒りのデス・ロード」見てきました!

作品紹介

予告


あらすじ

壮絶な過去を引きずりつつ、荒廃した世界をさすらうマックス・ロカタンスキー(トム・ハーディ)は、
大隊長フュリオサ(シャーリーズ・セロン)率いる集団と出会い、「緑の土地」を目指す逃避行に加わる。
振り返れば大勢の手下を従えて反逆者を猛追する敵の首領の姿が。
今ここに、爆音轟くカーバトルが勃発する! (AMAZONより引用)

所感

魂が震える超絶アクション!これぞ王道にして最高傑作

素晴らしい!ジョージ・ミラー監督、本当に素晴らしい!これぞ映画、これぞ王道アクション!何回でも大声で言いたいくらい素晴らしい大傑作です。

ナレーションもセリフも極限まで削ぎ落とされているのに、奥深い世界観とキャラクターの生き様が痛いほど伝わってきます。ほんの数行で説明できる超シンプルなあらすじなのに、ここまで圧倒的な没入感を作れるのかと驚愕させられました。

ストーリーの複雑さなんて映画の面白さにおける絶対条件ではない。極限までシンプルを突き詰めても、ここまで優れた圧倒的エンターテイメントに仕上げられるという、すべてのアクション映画のバイブルにしてほしい作品です。もう、手放しで大絶賛しかありません。

70歳の巨匠が仕掛けるCGに頼らない狂気のリアルスタント

少し映画の背景に触れると、メガホンを取ったジョージ・ミラー監督は本作公開時になんと70歳!元々は救急救命医として医療現場に立っていたという異色の経歴を持つ監督ですが、その医学的な知識や命の生々しさが、あの痛みを伴うバイオレンス描写や洗練されたアクションデザインに活きていると言われています。

しかも本作はCG全盛の現代にあって、ナミビアの砂漠に本物の改造車を大量に持ち込み、リアルなカースタントを実際にやってのけています。CGでは決して出せない土煙や鉄の匂い、そして作り手たちの狂気とも言える熱量が、画面からビンビン伝わってくるのが最大の魅力です。

あの頃の興奮が蘇る!熱狂した世代は今すぐ劇場へ急げ

マッドマックスの過去作で個人的な順位をつけると、パート2、パート1、パート3という感じで、3作目は映像のインパクトはありつつも若干いまいち感が否めませんでした。それに最近は、「プロメテウス」のリドリー・スコット監督などを観て、映画界の巨匠と呼ばれる監督たちの老いや勢いの衰えに少し残念な気持ちを抱いていたので、正直今回も見る前は一抹の不安があったんです。

しかし、そんな不安は完全に杞憂でした!まったく問題なし!むしろ、パート3から数十年という長い空白期間の間に溜め込みまくったフラストレーションやアイデアを、この怒りのデス・ロードですべて爆発させたような、エネルギーの塊のような作品に仕上がっています。

私が過去作を見たのは子供の頃のテレビ放映でしたが、マッドマックス2を初めて見た時の頭を殴られたような衝撃は今でも鮮明に覚えています。特に野生の子供が投げるブーメランのシーンは、映画史に残る名場面ですよね。

名シーン「ブーメランで指ちょんぱ」のマッドマックス2
名シーン「ブーメランで指ちょんぱ」のマッドマックス2

荒廃した世紀末の世界観と、血湧き肉躍るバイオレンスアクション。過去作品はもちろん、その影響を色濃く受けた大ヒット漫画である北斗の拳に胸を熱くした世代なら、本作で魂が震えること間違いなしです。四の五の言わず、今すぐ劇場へ急いで大スクリーンと爆音でこの圧倒的な熱量を体感してください!


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