「オンリーゴッド」 |
その監督ニコラス・ウィンディング・レフン&主演のライアン・ゴズリングのタッグ再びということで、
期待度まんまんで「オンリーゴッド」みてきましたが・・・・
これ好きな人いる見たいやけど、僕にはよさがさっぱりわかりませんでした。
なんなのこの意味不明なお話。そしてやたらタルイ話の展開。
おーい!「ドライブ」のピリピリ感とかどこいったんやー!
そもそも復讐劇っていったって、
レイプ殺人犯の兄貴のためって・・・
主人公側になにも思い入れできないし
地下格闘の要素が入ってるけど、
そんなに格闘シーンに力をいれてるわけでもなく・・
なんなんやこれ?
「ドライブ」の荒削りで迎合しない感じの映像&脚本が
すごく印象に残ってて
期待してしまってただけに、がっかり感もひとしお。
迎合しないっていう部分においてはこの映画すごく点数高いかもね。
100%一般受けしないし、マニアな部類の僕も??な感じなので。
それに意味なくグロイ。
そんな中、ちょっと面白かったのは、ヴィタヤ・パンスリンガム演じる
主人公に敵対するいかれた警官。
なんか知らんけど、おおきな刀を抜き身で背中側のシャツ中ににいれていて
(どーやっていれてんの?だすとき背中かシャツどっちか切れそう・・)
とどめに、ぬーんってだしてきます。
このおっさんが、コーエン兄弟の「ノーカントリー」の殺し屋みたいでちょっと面白怖い・・。
「ノーカントリー」連想で、さらに思ったのは
この監督、キャラだけでなくたぶん、テーマ的にも
「ノーカントリー」的なもの(一個人が強大な力には抗えないという感じ)
をやりたかったんかな?
とか思いました。
なんで、「ノーカントリー」
とか好きな人は、もしかしたら見れるんじゃないのかなって思いました。
ただ、僕自身「ノーカントリー」だめな人なので、適当ですが・・・。
なんか、久々お金損した気したな。
ということで蛇足紹介は、似たような感じの映画。
ハビエル・バルデムが演じる殺し屋がものすごい存在感をはなってて
あの、バナナマンの日村な見た目の殺し屋が自作のガスガンみたいな武器をを手に
真剣な顔で襲ってくる感じが深く印象に残ってます。
というか、それしか残ってません。
バナナマン日村系の殺し屋 |
「オンリーゴッド」と共通すると感じた点のひとつだと思います。
ちなみに、この作品原題は「No Country for Old Men」。
「オンリーゴッド」も「Only God Forgives」
といことで、
原題できくと、より共通のテーマ性があるような気がしますし
双方後半の単語をはしょってしまってることで
題名の意味がかえってわかりにくくなってしまってるところも
なんか共通点あるなと思いました(これは日本の映画関係者の責任ですが)。
ということで、僕にはいまいちでしたが
2007年度のアカデミー賞で作品賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞の計4冠も
とってしまってますので(助演男優賞は納得です)
まあ、興味ある人はみてみてください。
ちなみに深夜にはむかないと思います(たぶん眠気促進する)。
元気な昼に見ましょう。
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