映画日記「アイアン・フィスト」  結構名のある役者で北斗の拳をやった的ぶっとびアクション (The Man with the Iron Fists)


最近のハリウッド映画では、
なんじゃこりゃー的な香りを放つぶっとび映画
「アイアン・フィスト」見てきました。

役者は、ルーシーリュー、ラッセル・クロウ、RZA、リック・ユーン
と結構なメンバーなわりに、非常に知名度は少ないのではないでしょうか。
(ちなみに、リック・ユーンは、先日の「エンドオブ・ホワイト・ハウス」
北朝鮮のテロリストを演じておりました)

いちおう中国のカンフー映画の時代設定ですが、ほぼ想像の世界観といってよいでしょう。

主役は、ラッパーRZA演ずる刀鍛冶が、
とあることから、恋人と両腕を奪われ、鋼鉄の義手を装着して、
共通の目的の元に集まった癖のある仲間達と悪党共に復讐すると
いう、ジャンプ漫画みたいなストーリーです。

実際、敵のビジュアルも「北斗の拳」みたいなの多いし、真鍮の体をもつ男(なぜ真鍮になれるかの説明は無し!)に秘孔をついたりと
制作者はかなりの影響を受けてるのではないでしょうか

予告編みてどーみてもB級なのはわかっていたので
そんなに、期待せずみにいきましたがまあまあ楽しめました。

見る人選ぶ映画だと思うけど
こういう馬鹿アクション好きは見て損はせんと思います。
70点くらいでしょうか。


さて、前回お休みした蛇足の一本ですが
「アイアン・フィスト」をみて思い出した「北斗の拳」。
むろん僕が紹介するのはアニメではなく実写映画。
90年代に、ハリウッドで映画化された「Fist of the North Star」
です。


予告みたまんまB級というより、C、Dクラスの映画でしたが
おっさん世代の少年時代に熱く刻まれた作品を、
映画化しようとしたその心意気を買い
当時大阪の天六にあった、シネコン全盛の今では考えられないくらい汚い
映画館に足を運んだ記憶があります。
(しかもカウンターでおばさんにパンフレットくださいって言ったら、
「んなもんあるか!」って怒られた)

内容は、一応ストーリーはシン編をなぞった、出来の悪いマッドマックスな感じでした。

ただ一点衝撃的ではっきり記憶に残っているのは、デブの悪党ハートの死に様。
漫画では、デブ故に秘孔のきかないハートに「北斗柔破斬」でケリつける戦いは
北斗の拳ファンの記憶に残っているであろう名シーンだと思いますが、
この映画では、金的蹴りでとどめをさしてしまうというとんでもないもんでした。

あんまりレンタルとかでもみかけんけど、もし見かけたら
そして、少しの時間を無駄にしてもいいという方は、一度みてみるとあの頃の自分に戻れるかも・・。

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