映画日記「オブリビオン」


よー映画でるなー、トムクルーズということで
ハリウッド大作系のSF映画「オブビリオン」滑り込みでみてきました!

こういう大作系にしては、結構レビューの評価も高めな感じで、
そこそこ期待ハードル上げて見てしまいましたが
よくも悪くも裏切らず、良作佳作SFでした。
派手さを抑えた硬派な感じも、好感がもてました。

つっこむところは多々あれど、
最後まで、まあまあだれずに話は進みますし
荒廃した地球の映像に至っては、さすがハリウッド。文句なしです。

感想の中に、うすっぺらいCGはもうええみたいなのをちょこちょこ見かけるんだけど
実はこの作品、アバターのような全面CGはほとんどなく
映像のほとんどはロケ撮りなんですねー。

撮影風景は、YouTubeの
で みれるので興味ある人はどうぞ。↓

あと、ネタ晴らし的な逆転の展開が、話し中盤でおこってしまうので
ラスト近辺にドンデン返しがないとか、
いろいろと説明づけがありそうで、
肝心なところは(意図的にどうかわからないけど)描かれないとか、
その辺ちょっと、物足りなさもありますが
まあ、SF好きには映像だけでお腹いっぱいになる感じなので
いいんではないでしょうか。

元ネタ的な話しでいうと、結構方々で、
「月に囚われた男」をとりあげた感想をみるけど
確かに根底のネタは同じなんですね。

ただ、侵略物と組み合わせた部分は新しいし
予算もまったく違う作品なので、これはこれでありだと思います。
どっちから先に見ても(ネタがばれてても)
「シックスセンス」のような、エンディング直前のドンデン返しではないので
両方楽しめる作品ではないのかなーと僕は思います。

75-80点くらいのSF佳作。
SF好きにはお勧めです。
トムクルーズファンの女性がみてもおもんないと思います。


ということいで、蛇足の1本はネタ元疑惑のある
「月に囚われた男 (原題Moon)」。

ミニシアター系だったので知名度は低いかもしれませんが
映画好きには、デビッドボウイの息子ダンカン・ジョーンズのデビュー作というこよで
ちょぴっとだけ、注目をあびていた作品です。

「ガタカ」のような、派手さのない抑え目な淡々としたストーリ展開。
セットは月基地というこでそこは金かかってる感じなんだけど、
キャストはサム・ロックウェルほぼ一人の宇宙一人芝居的感じ。
(ケビンスペーシーなんか出てこんかったぞ!と思ったらロボットの声でした)
そんな感じで低予算ながらも、評判良好で
ダンカン・ジョーンズ(脚本も彼自身のようです)やるやん!
親の七光りちゃうやん!って思った映画です。

全体的に切ない話なんですが、
ラストもバッドエンドにならず(ハッピーエンドともいえませんが・・)
後味よろしの、良作SFです。
オススメです!

ちなみに、制作費比較すると

「オブリビオン」      $130,000,000
「月に囚われた男」 $   5,000,000

ということで0が二つちゃいますね・・・・。

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