映画日記「ダーケストアワー」

「ダーケストアワー」
「ダーケストアワー」
B級まっしぐらの宇宙人侵略もの「ダーケストアワー」見てきました!

あらすじ

ビジネスチャンスを夢見てモスクワに降り立った、若き企業家のショーンとベン。その夜、二人は訪れたナイトクラブで突然の停電に見舞われる。外に出た彼らが目撃したのは、空から降る無数の謎の光。地上に降り立った“それ"は、姿を消し、触れた人間は跡形も無く粉砕してしまう。“それ"は地球を侵略しようとする、姿なきエイリアンだったのだ! 次々と人々が粉砕されてゆく中、何とか逃げ切ったショーンとベンを含む5人の若者たちは、世界中で同時多発的に電気が消え、侵略が始まっていることを知る。彼らは世界を取り戻すため、見えない敵に立ち向かう決意をするのだが――。(出典:Amazon)

所感

良作です。
実は、みたのは結構まえで(年始くらい?)
さかのぼっての日記です。
なので、もうそろそろDVDでみれるかもしれません。

「バトルシップ」やその蛇足で紹介した「LA決戦」とか「スカイライン」とか
この手の侵略者ジャンルは、B級の王道的なとこもあり
先日の「UFO 侵略」のような逸脱したクソ映画もはまれにありますが
僕のようなB級好きには、まあまあの感想をもたらしてくれるものが多いです。
もともと、ハードルを下げて見に行くので、「LA」のように
あたりをひくと、お得感があったり。

で、今回の「ダーケストアワー」
ストーリーは・・あらすじのとおりたいへんわかりやすいベタ度100点満点のストーリーです。

ですが、B級王道的な筋で安定したストーリーラインを確立しつつ
ロシア旅行にきてる土地勘のないアメリカ人が主人公であると
いうちょっとしたアクセントとか(当然舞台もロシア)、
最初は、見ることさえできない、まったく理解不能な脅威を前に
少しずつ学習し、工夫して、対抗する手立てを手に入れていくような展開は
とても好感がもてます。

せめてくる敵が見えない = 敵の描写にお金を使いません。
ってなもんで
ローバジェット宣言してるような感じですが
その分、演出をはじめ他の部分に力がちゃんとまわってるような
メリハリを感じさせてくれて、これぞB級の醍醐味と言う感じです。

また、この手の侵略者ものは、
敵が強大すぎるため、相手に完勝することはあまりなく
1勝だけして勝つきっかけをみつけ、俺たちこれからもがんばるぞ!
みたいな少年ジャンプ打ち切り的希望系エンディングか、
頑張ったけど無理でした的な絶望系バッドエンドで終わるかのどちらかが多いですが
こちらは、前者の希望あり系のエンディングなのですっきりしてます。

ひとつ残念な点は、後半宇宙人の正体がみえますが
これがどーしようもなくしょぼい。
こんなんやったらもう最後までみせんでええのにと・・・

まあそれでも、先日の「UFO 侵略」の10000倍くらい面白い作品ですので
侵略系好きのかたはぜひご覧下さい。
B級良作です。



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