映画日記 「UFO 侵略」

UFO 侵略
やばそうだなーと思いつつも、ジャンクロード・バンダム出演の「UFO -侵略-」見てきました!












データ

監督・製作・脚本: ドミニク・バーンズ

あらすじ

いつもと変わらない朝。
マイケル達は、原因不明の停電に気づく。
ラジオは雑音ばかりを流し、携帯電話はつながらなくなっていた。
何かがおかしい…
外に出た彼らが目にしたのは街を覆うほどの巨大なUFOだった。
彼らは人里離れた農場で暮らすマイケルの叔父のジョージに助けを求める。
宇宙人の到来に備えて何年も前から準備していた元特殊作戦隊のジョージは変り者とされて、疎外されていたが、彼の考えは正しかったのだ! AMAZONより引用

所感

酷い、酷すぎる!
冒頭から罵ってますがこれが感想!!

B級王ジャンクロードバンダムが、「インディペンデンスデイ」みたいな
いまさら感満載の映画に出てる時点で怪しさ抜群。
実の娘がヒロインはわかるにしても、
さらにはピアーズブロスナンの息子が主役という
よーわからんキャスティング。

それでも、予告編みるといつもの後ろ回しが炸裂してるし
まあええかー、
ということで映画館に足を運びました。

しかし・・・・

私、B級グルメなので
めったなことでは、おこりませんが、これは、あかん。

ストーリー、わやくちゃ。
 ⇒もう説明できません。
演技、ヘタすぎ。
 ⇒英語がネイティブじゃなくてもわかります。
演出、セリフ陳腐すぎ
 ⇒翻訳者も悪いのか?
映像、超やばすぎ。
 ⇒CG全盛のこの時代に、VFXというより特撮。
  それも70年代の日本より低レベル。
音楽、センスなさすぎ。
 ⇒音も悪いし、なんかやかましいのとりあえずつけたみたいな感じ。

あと、後ろ回し蹴りしてるのがヴァンダムじゃないし!!
(ヴァンダムほとんどアクションしませんし、そもそも出番ほとんどありません)
さらに、一番ひっくりかえるのは、宇宙人がでてきません!!

ローバジェット映画というのはそういうもの。
そうです、わかってます。
しかし、それでもなにかひとつは、
制作者達が表現したい何かがそこにあるものです。
決して洗練されてなくて荒削りでも、熱い何かがそこにあるから
それがみたくて、お金を出して見に行くのです。

しかーしこれにはなーんにもない!
なんなんでしょうか。
制作者たちは、これを見直しながら
少しでも面白いところがあるとおもったのでしょうか。
(制作者にどこがどー面白いのか聞いてみたい。)

過去になんじゃこりゃー
と思ったくそ映画は
「デビルマン」「北京原人」「吸血の群れ」
などありますが、これらにならぶひどさです。

いや、「デビルマン」とか
へたうまのように、ひど過ぎて面白い部分もあって
人に勧めてしまう部分ありますが
これはなし!
ただ酷いだけ!

あ、ひとつだけこの作品の価値があるとすれば
それは、表現者が
これを見れば、皆一様に自分の作品のほうがマシと思えることでしょう。
全国のクリエイター、表現者諸君!
つまずいた時は、これをみよ!!
必ずや、貴方に自身をくれるはずです。
一般の人は、腹立つだけなので見る必要なし!


ということで蛇足の一本は
酷さつながりで「デビルマン」。

邦画なので、テレビで見てる人もいるかもしれんけどほんど酷いよねー。
よー友人に酷すぎて笑えるから、是非見てくれって頼むねんけど
誰もみてくれんのよねー。

ただ、鳥肌実が畑を裸で走ってるシーンとか
なんかよーわからんデブ軍団が出てくるシーンとか
頭に鮮明にこびりついててて、ちょっとまたみたくなったりするから不思議。
それなりに経験あるプロが作ってて
どーやったら、こんなもんなるんかわからんなー。
狙ってるなら、才能だと思うけど・・・。
見てない方は、是非ご覧あれ。

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