シェルビーオークス 原題:Shelby Oaks

 作品紹介

予告

あらすじ

所感

モキュメントとしての作りは堅実、だが新味は薄め

映画「シェルビーオークス」は、いわゆる拾得映像系・モキュメントホラーの系譜にきっちり乗った一本。
行方不明事件、残された映像、ネット上に散らばる断片的な情報をつなぎ合わせて真相に迫る、という構成自体はよく練られていて、その点では、この手の作品としては「ちゃんと作られている方」だと思います。

ただし、演出も展開も「見慣れた味」

とはいえ、問題はそこから先。

映像の端に映る違和感
徐々におかしくなっていく人物
情報を追うほど深みにハマっていく構図

どれもモキュメント好きなら何度も体験してきた演出ばかりで、
「ああ、次はこれが来るな」という予想を裏切ってくる場面はほぼなし。

決して出来が悪いわけではないんですが、
驚きや発見よりも「またこの流れか」という感覚の方が勝ってしまいました。

怖さも弱くはないが、強くも残らない

怖さ自体は一定水準を保っていて、
見ている最中に退屈することはありません。

ただ、見終わったあとに
「あのシーン怖かったな」
「もう一回あそこ見返したいな」
と思うような強烈なフックはあまり残らず。

嫌な空気感はあるものの、
記憶に刺さるほどの嫌さまでは届かなかった、という印象です。

モキュメント慣れしている人ほど、印象は薄くなるかも

この作品、
モキュメントホラー初心者ならそこそこ楽しめると思います。

一方で、
「この手の映画を結構見てきた」
「未体験ゾーン系を毎年チェックしてる」
みたいなやばい人ほど、既視感の連続で印象がぼやける可能性が高い。

完成度はあるのに、突出した個性が見えにくい。
それが一番もったいない点かもしれません。

まとめ:悪くはないが、強く勧めるほどでもない一本

「シェルビーオークス」は、
モキュメントホラーとしての基本は押さえているものの、
演出・展開ともに見飽きた要素が多く、
正直なところ、強く記憶に残る作品ではありませんでした。

つまらないわけではない。
でも、あとから振り返って語りたくなるほどでもない。

そんな「及第点だけど印象は薄め」なモキュメントホラーでした。

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