映画日記「キャラクター」

 セカオワの深瀬さんが評判の「キャラクター」見てみました。

作品紹介

予告

あらすじ

漫画家として売れることを夢見て、アシスタント生活を送る山城圭吾。ある日、一家殺人事件とその犯人を目撃してしまった山城は、警察の取り調べに「犯人の顔は見ていない」と嘘をつき、自分だけが知っている犯人をキャラクターにサスペンス漫画「34」を描き始める。お人好しな性格の山城に欠けていた本物の悪を描いた漫画は大ヒットし、山城は一躍売れっ子漫画家の道を歩んでいく。そんな中、「34」で描かれた物語を模した事件が次々と発生する。。(出典:映画.com)

所感

めちゃくちゃ面白い!
今年は豊作が多いと感じる中、今作はその中でも現時点のベスト3には入ってます。

まず犯人を目撃してしまった売れない漫画家が、その犯人をもとに漫画を描き始めるっていう設定がいい!
そうして出来上がった劇中漫画「34」も「三銃士」をもじって「さんじゅうし」とよませ
、刑事や霊能者なの異なった素性だけど、34歳という同じ年齢3人の男たちが、ダガーと呼ばれる連続殺人鬼を追うという
この劇中漫画自体も普通に面白そうで、さらにそれを現実の犯人が模倣していくという面白設定!

また、封切り当初から「SEKAI NO OWARI」の「Fukase」が演じるサイコパス殺人鬼が話題になってて、若干ハードル上がって見てしまいましたが、前評判を裏切らない不気味な感じを醸し出してて超ビンゴな役どころでした。

でも、もっとぐっときたのが小栗旬!
つい先日「ゴジラVSキングコング」で残念感があったとこだったので
(決して小栗旬が悪いわけでなく役どころが・・)
よけいにというのもありますが、人情派刑事みたいな役どころをすごく味のある感じに
演じています。

ストーリー的には後半警察の介入が大きくなるにつれて、
カメラにもはっきりとられている犯人役のFukaseが
そんなに目立つ格好でなんでみつからんのとか
ホラーによくありがちな一人で行くなよ!
みたいな行動に突っ込みたくなったり・・

ただ展開にスピード感があって、突っ込みたい衝動が大きくなる前に
次の展開にいってくれてるし、
サスペンスなんだけど結構感動させる演出があっったりで
そのへんは目つむれます。

ピックアップした二人以外ももちろん主役の菅、周りを固める中村獅童をはじめとする役者陣どの人もそれぞれの味を画面に出している感じでした。

今年は邦画も豊作です。
是非サスペンス好きは見てみて下さい。損はないと思います!



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