映画日記「ピクセル」|80年代アーケード世代悶絶!|(原題:Pixels)

 
懐かしいアーケードゲームのキャラ達が実世界に襲い来るSFコメディ「ピクセル」見てきました!

作品紹介

予告


あらすじ

地球や人類の文化についての情報を電波に乗せて、
宇宙人との交流を図ろうとしていたプロジェクト。
それを宇宙人が受信したものの、
彼らは人類からの宣戦布告だと勘違いしてしまう。
「パックマン」「ギャラガ」「ディグダグ」「ドンキーコング」「スペースインベーダー」と、送られた情報からテレビゲームについて知った宇宙人たちはそれらに出てくるキャラクターに姿を変えて地球を侵攻し始める。巨大なキャラクターが次々と現れ、都市をブロック化していく事態に世界はパニックに陥り……。(出典:Amazon)

所感

80年代アーケード世代悶絶!

映画ピクセルは、50代から70代の老年(中年ですらない・・)ゲーマーにとって、もはや「映画」という枠を超えた同窓会のような作品です。本作の最大の魅力は、単なるパロディではなく、当時の熱狂をそのまま現代の技術で視覚化した圧倒的なビジュアル表現にあります。

スポットライトを浴びる伝説のキャラクターたち

劇中で地球を襲うのは、かつて私たちがゲームセンターで100円玉を積み上げた懐かしのヒーロー(?)たちです。

  • パックマン:生みの親である岩谷教授(をモデルにしたキャラ)が登場するシーンは必見。

  • ギャラガ:空から降り注ぐドットの弾幕が、今の4K映像で再現されるカタルシス。

  • ドンキーコング:クライマックスを飾るにふさわしい、任天堂の原点にして最強の敵。

他にもアルカノイドセンチピードなど、当時を知る者ならニヤリとするチョイスが絶妙です。

豆知識:なぜ宇宙人は勘違いしたのか?

物語の導入である「宇宙へ送った探査機を宣戦布告と間違えた」という設定。実はこれ、1970年代に実際に行われた「ボイジャー探査機」に積まれたゴールデンレコードなどがモチーフになっています。

劇中では1982年のビデオゲーム大会の映像が送られた設定ですが、宇宙人からすれば「自分たちの同胞が人類に虐殺(プレイ)されている映像」に見えた……というブラックユーモアの効いた皮肉が、ストーリーの根幹を支えています。

懐かしさが面白さを超える「体験型」コメディ

正直なところ、ストーリー展開は非常にシンプルで、いわゆる「ご都合主義」な側面も否定できません。しかし、この映画の本質は緻密な脚本ではなく、あの頃のドット絵が3Dのキューブとなって現実を侵食していくワクワク感にあります。

40代のゲーマーでも「これは何のキャラだ?」と首をかしげるマイナーなキャラクターが終盤に登場するため、より深く楽しむなら、当時のアーケード文化を網羅した50代以上の世代が最もターゲットに近いのかもしれません。

これから観る方へのアドバイス

基本的には個々のゲームのルールを知っている前提で話が進みます。例えば「パックマンのパワーエサ」の効果や「ギャラガの編隊」の動きなど、予備知識があったほうが確実に楽しめます。

もしあなたが当時を知る人間で、周りに当時を知らない世代がいるなら、ちょっとした解説役として一緒に観るのも良いでしょう。

ゆるゆるご都合主義コメディなので 、肩の力を抜き、ポップコーンを片手に、あの頃のゲームセンターにタイムスリップするような感覚で楽しむのが正解かもです。

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