予告編みた時、地味っぽいけど気になるB級きたなーと思った「Time」見てきました!
データ
あらすじ
科学の進化により老化を克服した近未来、そこでは"時間"が"通貨"となり世界を支配していた。人間の成長は25歳で止まり、余命(時間)は労働により稼がなければならなかった。そして街は"タイムゾーン"という境界線により、貧困層が住む〈スラム・ゾーン〉と〈富裕ゾーン〉に明確に分けられ、その行き来は禁止されていた。ある日、ある男から100年の時間をもらったことで殺人容疑をかけられた貧困層の青年ウィルは、スラムゾーンに別れを告げ、富裕ゾーンに逃げ込む。そこで彼は、贅沢な生活に永遠の命を無駄に費やす人々の中にいた大富豪の娘シルビアと出会い恋に落ちるのだが、間もなく時間監視局員レオンに追い詰められてしまう。窮地のウィルはシルビアを人質に取り、自由を求めて逃避行を続けるのだが、二人の余命は残りわずかとなっていた……。果たして二人の運命は? 彼らを待ち受ける衝撃の結末とは!? アマゾンより引用
所感
SFなのに恋愛もんみたいな雰囲気がやばさを増強させて(予告編がそんな雰囲気かもしだしてる)ちょっと敬遠してたんだけど
監督が、「トゥルーマン・ショー 」のアンドリュー・ニコルということを知り
それならありかと駆け込み鑑賞。
このアンドリュー・ニコルという監督
僕が初めてみた作品は、「ガタカ」という作品でした。
作品は淡々系なので、よくあるハリウッド映画のような派手な演出はありません。
が、
いろいろ感想みてると、意見が分かれていて
淡々系がだめな人にはまったくだめな映画らしいことを後に知りました。
ちなみに上でミニシアター系って書いたけど
出てるのはイーサン・ホーク、ジュード・ロウユマ・サーマン
と結構豪華な顔ぶれ、さらに音楽がマイケル・ナイマンだったり。
↓ガタカ
タイムの感想だけど
期待値が低かった分、思ってたよりというのもあるけど、
結構面白かった。
(予告編が醸し出してた、安っぽい恋愛もんの雰囲気は
実は、親子愛だったことびっくり。これは予告が悪いね。)
また、この監督にしては、結構動きのあるシーンも多く
そんなに退屈することもなく、エンディングへ。
ただ、時間をあげたり、もらったりするルールがあいまいで、
バトルと呼ばれる、お互いの生命維持時間の奪いあいにいたっては
まったく意味不明。
さらには、
なぜこういう世界になったのかとかという
説明もありそうでなく、くそれに付随する
たくさんのほったらかしの伏線。
特に死んだ親父のことが見え隠れするのに、
まったくラストに絡まないのにはひっくりかえります。
等々、つっこみどころはたくさんたくさんありますが
そこらへんは、B級SFと思って目つぶりましょう。
もっと好意的な言い方をすると
「あれなんやってん!」的に話のネタを提供してくれてるともいえます。
ともかく、ストーリーテリングがしっかりしてるので、
そのへんのつっこみはおいといて
なんとなく最後までみれる、SF佳作です。
ラストがボニー&クライドののりになるのは
ちょっとあれなんだけど
そこそこのオススメ映画でした。
派手な演出皆無ですので、DVDでも全然OKです!!
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