馬鹿映画のススメ①「吸血の群れ」



先日、諸事情により映像を制作する施設が使えなくなった。
しばらくは、MAYAもAfterEfetsも使えない。

家にあるのは、PuupyLinuxで復活をはたした古いデスクトップとロフトベッドから落として電源が入らなくなったノート。しばし、環境整えるまで制作活動停止です。

しかし、せっかくはじめたブログなでなにか記事を書くことにしました。

なので、映画の紹介でもやろうかと思うけど
普通の映画紹介してもそーいうのたくさんあると思うので
きっと薦めても誰もみないような
そんなあほな映画の紹介をしたいと思います。

というわけで、第1回 は、ほんの少しの虫とか爬虫類が人を襲う映画
「吸血の群れ」

原題を「FLOG」とするこの映画は、第1回を飾るに相応しい馬鹿映画であろうと思う。

話自体は、とある避暑地を訪れた若者たちが、爬虫類や昆虫に襲われるだけ!

しかしこの若者たちの死に様が凄い!

ある男は、森の中で銃を持って歩いていると自分で自分の足を打ってしまう。
(えーどういうこと!)
痛みで地面でのたうち回っていると、
ちっちゃいちっちゃい蜘蛛が男を襲うのである。
(といっても別にかんだりするわけなく、おなかの上とかを這ってるだけ)。
そこで男の悲鳴とともにシーンは終わり、以後この男は出てこない。
(え、死んだ!?)
そもそもこのシチュエーション事態が不可思議だが、
そんな疑問もお構いなしに次の犠牲者が出る。

とある女は、湖でたたずんでいると、石に足が挟まってぬけなくなる。
「なんでやねん!!」
と突っ込むまもなくそこへ現れるは、亀一匹。
(しかもマタマタみたいなやつ)。
「吸血の群れ」でゆっくり近づく亀
「吸血の群れ」でゆっくり近づく亀
ゆっくり近づく亀。
必死に逃げようとする女。
またもや悲鳴とともにシーンは終わる・・・。

こんな繰り返しでラストまでいってしまい
(基本一人で騒いで死んでゆく)

ラストのエンディングロールは、
カエルのゲロゲロという鳴き声がひたすら流れるという超シュールなもの。
ある意味非常に恐ろしい、これぞ真のホラーというべき映画である。

とにかく凄い映画だということがわかってもらえたと思うのだが、
実はこの映画もうひとつ凄い点がある。
それは、必ずといっていいほど、当時(1990年代前半くらいか?)の
年末のテレビの深夜枠で流れていたということ。

しかも、当時のテレビ映画は普通エンディングロールを流さずCMにいってたのに
なぜかこれだけは、超シュールなエンディングロール完全再生。
今考えると放映していた人もわかっていたのだと思う。

さらに必ずといっていいほど最後まで見てしまい、
毎度なんて時間を無駄にしたんだと、後悔したことを覚えている。
そしてこの後悔感がたまらないんだ!

うーん、だんだん何書いてるのかわからなくなってきたのでこの辺で!

くそ映画度:★★★★★
許せる度 :★★★★★
詳細データ:
原題 FROGS
制作年・国 1972/米
ジャンル ホラー ?
スタッフ 製作:ジョージ・エドワード/ピーター・トーマス 
監督:ジョージ・マッコーワン
脚本:ロバート・ハッチンソン/ロバート・ブリーズ 
撮影:マリオ・トッシ 音楽:レス・バクスター
キャスト 出演:レイ・ミランド/サム・エリオット/アダム・ローグ

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